いよいよ8月も終わりに近づきました!
今年(2010年)の夏は残暑が厳しく、まだまだ夏真っ盛りな気温では
あるんですけどね^^;
それでも、そろそろ実のつきが悪くなった株とかあるのではないでしょうか?

自分で植え、育てた野菜たちって可愛くって仕方なくて、
どのコも最後まで見届けたい!という気持ちとっても分かります。。。が!
いつまでも夏野菜が畑を占領していたのでは、
次の季節の野菜がスタートできませんよね。

特に、秋冬野菜の種まきや植え付けは遅れると
成長が格段に悪くなってしまうのだそうです。
まだまだ暑いですが、気温の高いうちにスタートして
本格的に寒くなってしまうまでに大きく育てるのが、
秋冬野菜の成功のカギ!だと、NHKの”やさいの時間”でお馴染みの
“藤田先生”も申しておりました^^

●夏野菜、思い切って片付けた方が良い野菜って?
・とうもろこし・トマト・かぼちゃ・スイカ・きゅうり・ゴーヤーなど

●秋まで収穫できる野菜は?
・ナス(更新剪定済みの株)・ピーマン・トウガラシなど


【収穫終了のサインを見極めよう!】
夏野菜は8月の後半になると、株が老化してきたサインを出します。
・葉が黄色くなる。
・実の生る数が減る。
・形が悪くなったりする。

これが収穫終了のサインだったりするのです(けっこう曖昧?^^;)
例えば、
・ゴーヤー:葉が枯れて黄色い葉がどんどん増えていく。
       実を収穫せずにいると熟して、オレンジ色になって開き、
       種を落とします。
       この状態にしておくと、ゴーヤーの株自体の老化は早まります。
・トマト:実の数が激減!株全体が枯れてくるのが合図。
・きゅうり:ひねた形のキュウリが生りはじめる。。。

こうなると、例え小さな実がなっていても、
思い切って終了させることも大切です!

【株の片付け】
どの野菜も片付け方の基本は同じ♪
誘引ひもをハサミで切って支柱やネットからつるを外し、根も引き抜きます。
もっと簡単につるを外したい場合は
先に根を引き抜いて、2~3日放置すると乾燥してネットに絡んだツタも
取り外しやすいし、量も1/10になって始末しやすいです。

≪NHKで紹介されていたエコな片付け法≫
1:トウモロコシの株は乾燥させよう!
 トウモロコシは病気が少ないので、抜いた後はカラカラに乾かして
 おけば、敷き藁の代わりに”マルチ”として利用できるのだそうです^^

2:生分解マルチは土にすきこもう!
 生分解マルチなら、土作りの時に一緒に土にすき込むと、
 土の中の微生物が分解してくれるので、便利でエコです^^
 
3:抜いた株は土に埋めても良し!
 抜いた株はカラカラに乾かしてから、菜園の隅などに深さ50cmぐらいの穴を
 掘って、埋めてやると、やがて土に返るので、スペースがあるのなら
 埋めましょう^^

【資材や農具は再利用!】
支柱やネットは土を落としてよく洗って、再利用しましょう。
よく洗わなければならないのは、
目に見えない病原菌を秋冬野菜に持ち込まないため!

・支柱→よく洗って、エタノールなどの消毒用アルコールで殺菌する。
・ネット→水でよく洗ったあと、天日で干して殺菌!
      汚れが酷い場合は植物性の洗剤などを使いましょう。
・クワ→柄の部分も含めて水洗いをしっかりして、水気を拭き取り、
     油を塗るか、さび止めスプレーをしておく。
その他のものをこの際、リフレッシュしておくと良いみたいです^^


そして、土は次の作物を植えるまでに、殺菌をしておくのが
オススメなんだそうです^^
※続きはこちらに書きます。
→土壌を殺菌する。