ギラギラに暑かった夏が急ぎ足で去ってく感じがしますね。
もう夏休みも終わりです。
そろそろ畑の衣替えの季節になってきました。

家庭菜園やレンタル農園は限られた土地しかないので、程よい時期に夏野菜にキリをつけて、秋冬野菜のための場所を作らなければならないんですよね。

先週のNHK趣味の園芸”やさいの時間”でも紹介されていましたが、夏の間頑張ってもらった土をリフレッシュする時期です。

そのまま耕して使えないこともないんですが、土の中に菜園にとってはよろしくない虫や病原菌も潜んでいます。
畑の土の作り方

  • ネグサレセンチュウ
  • ネキリムシ

などなど

なので、いったんリセットしてやった方が次に植える野菜の育ちがまた良くなるんだとか。
そんな土のリフレッシュのやり方が紹介されていましたので、まとめておきたいと思います。

夏の収穫が終わったら、土のリフレッシュ!

準備するもの

畑の土の作り方
用意するのは、透明シートとレンガ(石など重りになるものでOK)
後は、鍬と水遣り道具があればOK。

太陽熱を利用した土壌消毒のやり方

1:鍬で、区画全体の土をよく混ぜ、平らに仕上げます。
畑の土の作り方

2:水やりをします。
畑の土の作り方
※土に水を染み込ませることで、熱が伝わりやすくなって土の温度が上がりやすくなります。

3:透明シートで土を覆います。

※透明シートで覆うことで太陽熱で温められてビニールの下の土の温度が上がります。
60度以上にすると良いそうです。
畑の土の作り方
4:風で飛ばないようにレンガなどで重りにする。

この状態で1週間放置。
温度がしっかり60度以上上がれば害虫や病原菌を死滅させることができます。

お礼肥えをしましょう!

土壌のリセットが終わったら、次の作物を植えるために肥料を撒いて土作りです。

こうやって収穫後に撒く肥料のことを『お礼肥え』と言うそうです(^∇^)
土に感謝して、春からの栽培で養分が少なくなった土に養分を撒き、補います。

肥料の目安

・完熟牛フン堆肥…1平方メートル辺り6リットル
・油かす…1平方メートル辺り100g
・米ぬか…1平方メートル辺り100g
畑の土の作り方

すべて有機肥料。
これらの肥料は微生物のエサになって、活発になるので、よく肥えた土になるんだそうです。

お礼肥えの手順

1:上記の肥料をまんべんなく撒きます。

2:鍬を使ってしっかり耕しつつ、土とよく混ぜ合わせて、最後に平にならします。
畑の土の作り方
この状態で2~3週間おいておきます。
これで秋冬の野菜もよく育てば嬉しいですね。