今のところ、みんなの節電効果が発揮されて、計画停電の実施は6月頭までは実施されないと発表されています。
去年の今頃と比べてもこれだけ電気の使用量減ってます!
1/4は減らせているようです。すばらしい~。
でも本当の山場は今年の夏!
東電が供給できる電力は4650万kwに対して最大電力需要は5500万kw。。。
7~8月の間に約850万kw不足するかも。。。とのこと。
となると夏の冷房の使用度をなんとか下げなければならないってことですよね。
なので冷房がなくても涼しく過ごせる工夫が大切だと思います。
いろいろ対策はあると紹介されていましたが、ここは畑ブログらしく、緑のカーテンが良いのでは?!と思ってます^^
昨日(2011年4月18日)の「はなまるマーケット」でも節電方法として紹介されていました。
緑のカーテンの嬉しい2つの効果
緑のカーテンとはゴーヤーや、きゅうり、朝顔、ヘチマなどのツル性の植物を窓の外、壁面を覆うように育てたもののこと。
緑のカーテンの効果はこの2つです。
- 遮光効果…太陽の直射日光を遮ってくれます。
- 冷却効果…植物の葉の水で暑い空気を冷やしてくれます。
さらに、ゴーヤーなら夏中ずっと収穫できて、夏に嬉しいビタミンCをたっぷり摂れます♪
一石二鳥ならぬ、一石三鳥なのです!
緑のカーテンをするならやっぱりゴーヤーがおススメ!
これは実が収穫できるだけでなく、ゴーヤーは病気に強く、葉付きも良く、葉の色も黄緑がかって明るい色なので、見た目にも涼しい!
実際、葉からの蒸散効果が高いのだそうです。
ゴーヤーの緑のカーテンで必要なもの
- プランター
…深さもある大きめのプランター
(丸くても、四角でもOK) - 支柱
…2mぐらいの長さは必要 - ネット
キュウリ用ネットでOK - 土
…園芸店やホームセンターなどで売られている
野菜の培養土 - 堆肥・肥料
…堆肥は完熟の牛ふんがおススメ。
肥料はぼかし肥がおススメ。
ゴーヤーを種から育てる場合
ゴーヤーの種はとても固いので、普通に植えても芽がなかなか出ません。
なので、発芽しやすい状態にしてあげます。
発芽しやすい状態にする
- 種をカット
種のチョボッと出ているところを先の細いペンチなどで折ります。
中にある緑の部分まで切らないように要注意!
やってみました↓ - 水に浸す
小皿に種を並べて、ヒタヒタになる程度水を加えて置いておきます。
3~4日すると白い根が出てきますので、その時に植えます。
発芽までの注意点
- 気温が低いときは発芽に時間がかかる
発芽の適温は25~30度。気温が低いと、7~10日かかる場合もありますので、暖かいところに置いておくと良いですね。 - 浸すときの水の量はヒタヒタに
多すぎるとカビる原因になります。 - ぬるま湯で時短することも可能
発芽まで待たなくても、種をカット後、ぬるま湯に一晩浸して翌日に植える、というやり方もあります。
種を植え付ける
種から白い根が出たら、ポット(※1・2)にまきます。
- 指で穴を開ける
- 種をまく
種から白いのが出ているのは根です。
根を下にして種を穴に置き、土をかぶせます。 - 発芽
1週間ほどで発芽します。
ゴーヤーは南国の野菜、とにかく寒いのが苦手なので、
暖かいところで管理しましょう。 - 植え替え(定植)
発芽後15~20日で本葉が出て、本葉3枚ほどついたところで定植します。
※1
ポットで育てる理由は、管理しやすいからです。
4月の中旬~5月の中旬にかけてゴーヤーの種をまきますが、まだ一般地では気温が低いので、窓辺やケースの中などの暖かいところで育てる必要があります。
プランターだと室内に入れるのは難しいですが、ポットなら自由に動かせるので、ポットで育てると発芽に成功しやすいです。
※2
育苗は土が大切。タキイの育苗培土がおススメ!
種から育てるのは少し手間がかかりますが、芽が出てきた時の喜びもひとしおですので、初めは難しいにしてもいつか挑戦してみてください。
(※私は現在ゴーヤーの種を撒いて育苗中です^^)
手間をかけず苗から育てる場合
できるだけ手間をかけずに気軽にやりたいって方は、苗を購入して、苗から育てるのがおススメ!
買ってきて、プランターに植えつけるだけで済むので、初心者におススメです。
ゴーヤーの苗の選び方
ゴーヤーの苗を選ぶ前に、まずは葉っぱの生え方を確認してください。
こんな感じに育ちます。
「双葉」「初生葉」「本葉」と3段階あります。
「双葉」は種から最初に出る葉です。
その双葉の上に「初生葉」が生え、その上から本葉がたくさん生えてきます。
初生葉と本葉は形が違いますね。
では、選び方です。
- 本葉が3~4枚ついているもの
本葉の数は多ければ良いというものではありません。植え付け適期は本葉が3~4枚ぐらいです。
育ちすぎたものを植えると、うまく育ちません^^; - 節と節の間が詰まっているもの
節と節の間が間延びしているものは「徒長」したもので、軟弱で、病害虫に弱い苗です。
高さが10cm程度のもので、太くてしっかりしているものを選びます。 - 根がしっかりしている
ポットの底を見ると、白い根が出ているはずです。
これがしっかりしていて白ければよいのですが、根のつきが弱かったり、茶色くなっているものは避けましょう。 - 双葉がついている
こちらはついていないものも多いので、「できれば」くらいで良いのですが、ついているものはそれだけ元気に育ったということです。
プランターの土作り
プランターの底に鉢底ネットを敷いて、鉢底石を一面に敷いて、野菜の培養土:完熟牛糞:ぼかし肥を6:3:1ぐらいの割合でまぜて、入れます。
間隔(株間)は30~40cm離して、ポット苗が入る深さの穴を掘り、植えつけます。
支柱の立て方
植付け後支柱を立てます。
支柱は2mほどのものを用意して立てて、ネットを張ります。
まだツルが伸びていないころにやるのがポイント。
ツルの成長に合わせて、うまく誘引しながら育てていくと思い通りの緑のカーテンが作れると思います。