大根1本育てるにもまぁまぁなスペースが通常だと必要ですが、ミニ大根なら小さなスペースでもたくさん育てれます。
栽培期間が短いので初心者でも簡単♪
それに家族が少ない家庭も多いので小さい大根なら食べきりサイズで無駄がなくて嬉しいですよね!
しかも、レンタル農園だと、意外に土の柔らかい部分の深さが浅かったりする所も多いので、ミニ大根なら真っ直ぐ育ってくれそう!
ってことでミニ大根には家庭菜園では利点がいっぱいだと思うのです。
そんなミニ大根の育て方がNHK趣味の園芸「やさいの時間」で紹介されていたので、まとめておきます。
講師は深町貴子先生です。
スペースはこれだけ!
ミニ大根にもいろいろ種類があります。
ミニ大根を6本育てるのに必要なスペースは60×80cm。
普通の大根だと、無理やりで3本育てれるかなぁってぐらいのスペースです。
栽培のポイントは3つ!
・深くしっかり耕すこと
・種は直播で!
・ネットで防虫対策を!
土作り
1:しっかり耕します。
大根はとにかくしっかりと耕すことが大切!
石などが出てきたら取り除きます。
土が硬かったり、石があったりすると、叉根になってしまうからです。
スコップを使って耕してもOKだそうです。
スコップの部分が全部見えなくなるくらいまで差して、土をひっくり返します。
だいたい30cmn深さまで耕します。
さらに、移植ゴテで、土の塊を潰して、なるべく滑らかな土にします。
2:溝を掘って堆肥を入れます。
大根はまずは真っ直ぐに根を伸ばして、それから実を太らせて、大きくなるんですが、
実を太らせる時にゆ~っくり肥料が効くように、溝を掘ってそこに肥料を施すと効率がとても良いのだそうです。
2本の溝を掘ります。
深さは30cm程度。
溝に元肥えをいれて、一度埋め戻します。
3:畝をつくります。
土を寄せて、高さ10cmほどの畝を作ります。
土が完全に乾いてしまっている状態なら、種まきの前日に水をたっぷり染みこませておきます。
発芽が良くなるのだそうです。
種まき
種まきは直播が鉄則!苗を移植すると、大根は真っ直ぐに育ちにくく、叉根のものが育ってしまうからだそうです。
種の蒔き穴を印をつけます。
株間は25cmで、列の間は30cmほど開けるように印をつけます。
種の蒔き穴は直径4~5cmの瓶などを利用して、深さは1cmほど。
大根は最終的に間引いて1本づつ育てるんですが、全部キレイに育つのだわけではないので、一つの蒔き穴に4粒の種を撒いていきます。
種と種の間が均等になるように種を並べます。
土をかぶせて、軽く押します。
最後は水やりを!
水はたっぷりと!!!
防虫対策をする。
大根も葉をしっかり大きく育てないと、根も育ちません。
ですが、大根は害虫がつきやすいので、しっかり防虫してあげた方が良いのだそうです。
区画全体をネットで覆います。
必要な道具。
・防虫ネットを(寒冷紗)
・支柱(トンネル用)
・止め金
・レンガなど
トンネル用支柱を区画をまたぐようにしっかりと埋めます。
トンネル支柱の間は40cm程度。
そしてネットは区画よりも1.5m長いものを用意しておきます。
ネットの端を結んで留め具でしっかり固定します。
側面にはレンガを置いておきます。
発芽までは毎日水をたっぷりあげ、欠かさないようにしましょう。
種まきから1週間後。。。。
双葉が開いたら、1回目の間引きを行います。
葉の色が変色してたり、曲がったりとあまり強そうじゃないものを選んで、1本だけ間引きます。
その後あと2回に分けて間引きます。
番組で紹介された内容はここまででした。